9月12日に松井先生が白血病でお無くなるになりました。
私共は覚悟していたとはいえ、先生の突然の訃報に接しまして、驚きと悲しみに 打ちひしがれています。
稽古に際し、先生は、いつも優しい眼差しと青年のような情熱を持って接して くださいました。
私たちはお話を伺って帰る時には、次の稽古ではお話のとおりに頑張ってみようと 心に決め安堵感をもって次の稽古に臨めるのでした。
それが、たまらない先生の魅力でした。 私たちは先生にどれだけ救われたことでしょうか。
稽古中の悩みや困難を先生のご指導の下、どれだけ次の稽古への目標と希望へと変えられたことでしょうか。
ところが先生はご家族の方と多くの教え子らを置き去りにして、飄然(ひょうぜん)と あの世に 旅立って行かれました。
これからは、あの興味尽きないお話も、示唆(しさ)に富んだお話も直接うかがうことが できなくなるんだと思うと、私は淋しく耐え難い苦痛でございます。
先生、本当にありがとうございました。
塾生一同、先生のご逝去を悼み、また先生のご指導を胸に刻み、精進いたします。
文責 田畑 拝、
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